2人が本棚に入れています
本棚に追加
「はい…」
『上手くやってるでありんすか?
』
ディスプレイに出た名前に最初は
驚いたが、落ち着いて出れば…
相手らしくない言葉だった。
「はい…」
『料理は?』
「やってます…」
『ふむ…身だしなみは』
「気をつけてます…」
『なら…いいでしょう
心配だった。雪夜が嫁ぐなんて…
私は何も教えれなかったから…』
彼女らしくない弱音だった。
「大丈夫です…母さん」
『あとは…愛想尽かされない様に
おきばりやす』
「…!
はい…母さん」
愛想尽かされない様に…
それは確かにな事だった。
最初のコメントを投稿しよう!