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もう一人の人は、その茶髪をワックスでふわっ?とさせてて、髪を遊ばせて?いるのが特徴的。
彼は、腕組みをしながら、何度も上から下まで見てくる。
び、美少女!?
このあたしが!?
しかも、何…
このイケメン3トリオは!!
「ねぇ、この子良いと思わない?」
「んー、まぁ、良いんじゃない?」
「そうだな。俺達を見ても、こんなに冷静だしな」
???
何のこと?
しかも、良いって何!?
謎が沢山有りすぎて頭が可笑しくなりそう…
「じゃ、決まりだね。えっと、名前は……」
あたしを此処まで連れて来た彼は、あたしの名前を呼ぼうとしたが、言葉を詰まらせる。
それは、そうだ。
だって、名前聞かれてもいないし、教えてもいないのだから。
「あたしは、暁 有栖って言います」
「あっ、有栖ちゃんね?俺は、綾瀬 佑。2年だよ。宜しく」
最初会った時と変わらない笑顔で、手を差しのばして来た佑。
一応、避けるのも失礼なので、握手をする。
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