さようなら、俺の日常。

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俺は知らない空間にいた。 なんと云うか、普通の部屋。 知らない部屋にある物を壊したら悪いのでぼ~っとしていたら、 「ああ、放置していて悪かったね。」 何かイケメンが部屋に入ってきた。 …マジで爆発すれば良いのに。 だが、俺は顔には出さず、 「いえ、心の整理するのに良かったですから気に為さらないで下さい。」 と、さらっと言う。 近所では礼儀正しい優しい子と言われている俺だ。 「ははは…。まあ、まずは自己紹介だ。 僕は神様って言われる者かな? 一応、覚えてね、千鎖君。」 やっぱり何時聞いても嬉しく無い名前だ。どうせなら、裕夜位の普通の名前ならば良かったのに何でよりによって『ちさ』なんて名前なんだろうか。 「まあ、まずは何故ここに居るのかを見ようか。」 すると、液晶テレビを取り出してビデオが流しはじめた。
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