さようなら、俺の日常。

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ジリリリリリリリリリリリリリリリ!! 千鎖「ああ!!もう煩い!!」 凄まじく煩い目覚まし時計で起きた俺はちゃっちゃと朝食を食べ、登校する。 今更だが、俺は夢巡 千鎖(ユメグリ チサ)。 普通の高校二年生。 両親は現在旅行中。 父が外国に赴任で、母は付いて行ったが、俺は頑なに拒否した為、一人暮らしとなった。 子供が飛び出した所を助けてトラックに轢かれるなんてことも無く。 学校も無難に終え、 公園でぼーっとしていたら、 少女がボールを追いかけ、道にでた。 7歳位だろうか? 結構可愛い娘だ。 ふと、何気なく見ているとトラックが走ってきた。 更に、周りの人は気付いていない。 俺は思わず、走っていた。 少女がトラックに今気付いたが、恐怖で固まってしまった。 千鎖「ああ、もうクソったれ!!」 少女の襟をつかんで引っ張る。 少女は簡単に飛ばされる。 俺はトラックのギリギリを走り抜いた。 千鎖「ああ、死ぬかとおもった…。」 その後、少女を慰めながら公園に戻り荷物を持って少女を家まで送った。 まあ、通報されそうになったが、事情を説明したら感謝された。 そして、歩いて帰って居ると、 「兄ちゃん!!危ないぞ!!」 上から声がしたのでふと、上を見ると 木材が上から落ちてきた。 とっさで固まってしまい、 俺はつぶされた。
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