異世界へ

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その為、普通の人じゃあり得ないスピードで合成獣の群れに突っ込み、切り刻んでいった。 「あたしの親友に触れてみろ、塵も残さねぇからなっ❗」 カヅキの魔方陣に触れないように結界を張り、あたしは四大精霊を呼び出す。 「せめて、ヴォルトも呼べ」 「それは自分でやってちょうだい。雷皇でしょっ‼」 少し不満げなナズナを一喝で黙らせ、あたしはイフリートとシルフを操り、彼らの合体魔法で合成獣を焼き殺していく。 だけど、穴から次々に出てくるため、焼き尽くしても切りがない。 ナズナも体力に限界があるのに、そう思っていると、廊下側から爆発音がした。
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