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「ナツキ、後30分だ…ヴィータ、一旦ナツキ達の所まで下がれ、ナズナ前に出過ぎだ」
ネズミ取りで大変だというのに、カヅキはあたし達に指示を出した。
「あいよー」
「了解した」
彼女の指示が聞こえ、ナズナが後方まで下がってくる。
「仕方ねぇーですね」
紅い騎士服を翻して、ヴィータちゃんがあたし達と隊列を組んでくれた。
「もう少しだ、耐えてくれよ?」
苦笑気味のカヅキの声に、あたし達は三者三様の返事を返す。
「言われずとも❗」
「妻の友くらい、守るさ」
「任せやがれです」
ナズナとヴィータちゃんは、合成獣の群れに突っ込み殲滅を開始した。
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