異世界へ

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「あ、バカ‼まだ早い…仕方ない、あと10分だ…耐えてくれ」 軽く貶された…。 統率がなくなった合成獣たちは、各々勝手に動き出している。 穴に戻っていったり、あたし達に襲いかかったり、街の方に出ようとしたり様々だ。 「まぁ、先程よりはやりやすくなったな」 街にいこうとしている合成獣は、四大で押さえつけている。 レイピアが使い物にならなくなったナズナは、それを投げ捨て、あたしは代わりに創造で作り出した刀を彼に投げ渡す。 彼は刀を携えると、身を低くしながら帯電させ始めた。
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