異世界へ

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「刀?ナズナ、頑張ったら後で、魔法強化無しの技で最強の分類の技を教えてやるよ、だから…死ぬなよ?」 「わかった、楽しみにしている」 あたしの旦那様に、死亡フラグを立てないでいただきたい。 ふっ、と笑ったナズナは突っ込んでくる合成獣に向けて刀を引き抜き、 「サンダーボルト・アレンジっ‼」 自身の得意技を、合成獣たちに浴びせた。 稲妻が走り、彼らを屠っていく。 「はいはい、まだまだいくよーっ‼」 あたしは賢姉様の衣装に服を変えると、高嶺舞を踊り始めた。 小声で、通し道歌を呟きながら。 「やはり、邪悪なクッションじゃないか」
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