異世界へ

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違和感半端ねぇっす。 「うゆぅ…ありあと、かづきー♪」 「……早く、元のシャルに戻ってくれよ…?」 あたしの髪に頬擦りしながら、ナズナはポツリと呟いた。 ちなみに、今の髪型はツインテールにしています。 「きめぇ…まぁいいや、陛下、立花です。」 カヅキは執務室の扉を数度ノックする。 数十秒後、返事が返ってきた。 「…入れ」 「失礼します」 扉を開けて、あたし達は入室する。 陛下の隣には、ヴィータちゃんが立っていた。 「ご苦労だった騎士カナメ、大丈夫か?」 「お心遣い感謝致します」 カヅキを気遣う陛下に、彼女は頭を下げる。
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