異世界へ

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「私が現場指揮を行う、だから心配は無用だオリジン」 あたし達の背後から、シュネーさんが現れて告げた。 「なら、安心だなフェイカー。私達の位置は?」 「独立遊撃隊ですね」 フェイトさんにカヅキがそう聞いてる時、あたしはナズナがいないことに気付く。 どこほっつき歩いてるんだと、彼の位置をサーチした。 「ところでオリジン、1人足りないが?」 「ん?そう言えば、ナズナが来てないな」 彼女達の話をBGMに、あたしはナズナの位置を特定する、が。 「………え、嘘…」 血の気が引いていくのを感じた。 ここから百キロも離れた場所。
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