異世界へ

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あれ、キモくないって言ったら、何をキモいと表せば良いんだろ。 虫の死骸? 「ナツキ、近付くなら防御するな…全て避けろ、重量差がデカ過ぎる、受け止め切れないと予想出来る」 「でしょうね。スピードで押し切る‼」 カヅキの忠告に、あたしは音速移動を開始した。 「狙い撃つ」 彼女の矢が人型キメラを撃ちまくるが、全てバスターソードで叩き落とされる。 あたしは人型キメラがカヅキの矢に集中している時、すでに背後にいた。 「やはり速いな、まぁお前程じゃないが…なぁ?ナツキ?」 彼女がニヤリと笑うのと同時に、あたしはキメラの頸髄を斬り裂く。
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