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「……ぐ……俺、は…ナズナ……ガデランダ…ブリリアント……っは……国の、ため……シャル……俺の……愛しい、人………‼」
そう言うナズナは、あたしに手を伸ばしてきた。
あたしも、彼に手を伸ばしたのだけれど。
「そうだ、お前はアイツの愛しき人だ‼でもな、アイツを泣かせた事は事実なんだよ、だから……コレは私からの、プレゼントだ。受け取れ‼‼」
カヅキは左手を目一杯握り締め大きく振りかぶると、ナズナを殴り飛ばす。
「ぐっ…‼」
いつの間にか生やした手で、左ストレートを食らった彼は床に倒れた。
「痛ぇな…」
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