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「だって、だってぇ……ナズナ殴るし、腕吹き飛ぶし、心配させるし、ナズナ殴るし…………うわぁぁぁぁぁぁぁぁんっ‼‼‼ 裕里さんに告げ口してやるぅぅぅぅぅぅっ‼‼‼」
「裕里に告げ口だけは辞めてくれ、頼む…この通りだ」
カヅキはバク転三回をした後、トリプルアクセル土下座をしてあたしに蜜柑を献上してくる。
だけど、それで許すのは小さいあたしだけだ。
「うぅ…だって、あたし言ったもん…今度したら裕里さんに言うって……うわぁぁぁぁぁぁぁぁんっ‼‼‼」
大泣きするあたしに、カヅキは困ったようで。
「な…ナズナ、助けてくれ」
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