異世界へ

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体勢をキープしたまま、彼に助けを求める。 「お前の腕を切り落としてしまったしな…それぐらいはしよう」 ナズナはあたしに近寄ると、あたしの腕を握り足払いをかける。 そして、押し倒してキスをしてきた。 それは徐々に深くなっていき、あたしはそれに応えるだけで精一杯になる。 「んっ、ん…/////」 ナズナのキスは、いつもならここで終わるはずなんだけど…全く終わる気配がない。 「っ、ふぁ…/////」 ようやく離してくれたナズナは、目を潤ませて彼を見るあたしを見つめ、耳元に唇を寄せると、 「心配かけて、すまなかった…」
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