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そんなこんなで、皇帝陛下に首謀者のおっさんを引き渡して、あたし達は帰路につく戦艦の娯楽室に居た。
「説明をし忘れていたので、少し此処で説明しておく」
ソファーに座ってのんびりしていたところへ、ファイル片手にカヅキが告げる。
「えー…今回の依頼の報酬なんだが…私が50、お前達2人は25づつになる、異論は?」
「……報酬はいらないんだが」
どうやら、先程のおっさんの件での報酬のようだった。
だが、ナズナはそれを辞退する。
「ナズナは迷惑掛けっぱなしだったもんね」
「王子ナズナ及び騎士シャルロット、異論は?」
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