異世界へ

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一番の貢献者である月夏ちゃんを抱き起こすと、あたしは彼女を抱き締める。 「うへへへ…ナツキの匂いhshs…」 「……帰れるのはありがたいが、あの変態なんとかしろカヅキ」 匂い嗅がれるくらい、なんとも思わないんだけど…ナズナ様は気に食わないらしい。 寝起きで髪をおろした彼が、腕を組みながら月夏ちゃんを見下ろした。 「ムリダナ(・×・)」 そんな彼に、カヅキは即答する。 「…………おい、なんか男になってるぞ。殺していいか?」
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