1007人が本棚に入れています
本棚に追加
一番の貢献者である月夏ちゃんを抱き起こすと、あたしは彼女を抱き締める。
「うへへへ…ナツキの匂いhshs…」
「……帰れるのはありがたいが、あの変態なんとかしろカヅキ」
匂い嗅がれるくらい、なんとも思わないんだけど…ナズナ様は気に食わないらしい。
寝起きで髪をおろした彼が、腕を組みながら月夏ちゃんを見下ろした。
「ムリダナ(・×・)」
そんな彼に、カヅキは即答する。
「…………おい、なんか男になってるぞ。殺していいか?」
最初のコメントを投稿しよう!