異世界へ

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「まぁ…三周もしたし…」 だから、大体の構造やら言ってることが理解できる。 後は、あの話が好きだったのとコンプを目指していたため、だったが。 とある話のお兄ちゃんみたく、全部のステータスやら何やらを、カンストさせる気力はなかったけどね。 一回、してはみたいけど。 「? 何の話だ?」 「お前には分からない事だよ」 首をかしげたナズナに、肩をすくめたカヅキが言う。 「あー…床冷てぇ……」 のっそり起き上がった男バージョンの月夏ちゃんに、あたしはナズナの腕から抜け出して尋ねた。 「えー、と、月夏くんでいいのかな?」
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