異世界へ

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「お前単身なら雛桔梗で簡単に行き来は出来るが、ナズナは別だからな、フォールドに耐えられないだろう」 「うん、わかってる。ナズナ、掴まって」 ナズナに手を差し出すと、彼はあたしの手を握り抱きついてきた。 そんなナズナを姫抱っこする。 「「ぷっwww」」 雛桔梗もろとも、フォールドに耐えられるシールドを展開していると、彼を見たカヅキと月夏ちゃんが吹き出した。 「……………見るな」 その格好に耐えられないのだろう、彼は肩を震わせ耳を赤くし、あたしの肩に顔を埋めさせる。 それがまた彼女達のツボを刺激したようで、
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