異世界へ

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「あ、そっか…夏服のまんまだったっけ…大丈夫?」 「問題ない…」 くしゃみした時点で、問題あるよね? 「雛桔梗、実家の地下研究所にワープホール繋げる?」 【はい、我が主】 フォールドリングとはまた違う、ワープホールを彼女は作り出す。 そこに飛ぶと、すぐに家の地下に着いた。 「お疲れさま、雛桔梗」 【いえ。お久し振りです、我が主】 雛桔梗を脱ぎ、彼女に抱きつく。 ボディはピカピカで傷一つなく、月夏ちゃんの整備に感謝した。 「っくしっ❗」 またナズナがくしゃみをした。 あたしはパチンと指を鳴らし、彼に冬服を製作して着せる。
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