1007人が本棚に入れています
本棚に追加
あいつとは、あの旧友か幼馴染みの事か判断つかなかったけど、ナズナが懐かしそうにしてたから聞かないでおこう。
「まぁ、この姿はナズナには初披露だよね? 16歳の夏月ちゃんでーす♪」
「あぁ、なるほど…。可愛いな、シャル」
抱き寄せてキスを額に落とす。
あたしは彼の言葉に苦笑した。
「なんか、この姿でシャルって言われるの違和感あるなぁ」
「なら、ナツキと呼ぼうか?」
あいつが散々あたしをそう言ってたから、覚えてしまったのだろう。
苦笑で返すと、深く口づけされる。
「んっ///」
「………ナツキ、無事に戻ってこい」
最初のコメントを投稿しよう!