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敵が姿を現したとき、あたしはナイフを投擲して相手の命を奪った。
【お見事です、我が主】
雛桔梗が褒めてくれる。
だけど、あたしはハイライトを消して笑った。
「さて、デストロイといきますか」
【御意】
穴から飛び出る前に、某夜天の主の衣装に服を変えてから出て、様子を窺ってた敵さんをガトリングで黙らせる。
あたしは軽い身のこなしで一階の床に降り立った。
「えーと…たしか奴さんは西棟の三階が自室だったよね?」
【はい。逃亡者が出ないように、結界を強化しておきました。我が主】
「気が利くなぁ、雛桔梗♪」
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