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ようやく離してくれた頃には、完全に腰砕けになってしまった。
「な…あ…////」
「消毒完了」
あたしから離れたナズナは、先輩を蹴り飛ばして爽やかな笑顔でそう言う。
消毒って…つか、人前なんだけど…///
「いやぁ…お熱いですねぇ…」
クロエが正気を取り戻したが、あたしにとってはバッドタイミングだった。
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁっ//////‼‼‼‼」
穴があったら入りたい、とはまさにこの事で。
あたしは先輩Aを〔見せられないよ❗〕な状態にした上で先輩の〔放送禁止〕で閉じ籠ろうとした。
ナズナに止められて出来なかったけど。
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