1007人が本棚に入れています
本棚に追加
あたしの一言に三人の視線が集まる。
ここは一つ脅かしてやろうかな。
違ったら恥ずかしいけど。
「ラブラストル卿、もしかしてその娘って…」
注目されている中、あたしは自分の容姿を変えた。
「この人でした?」
「なっ、なっ、なぁっ⁉」
男は幽霊でも見たかのような顔で、その場にへたりこんでしまう。
あ、やっぱりあたしだったか。
「ていうか…さっき何気にヤバイこと言ってたような…」
あたしはポツリ呟き、考えながら首を傾げる。
国家転覆とかそういうのじゃなくって、ナズナにとっての🆖ワードが。
「…シャルを、性欲の捌け口、だ…?」
最初のコメントを投稿しよう!