舞う花と鞭と

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「申し訳ありません、お姉さま…私がうっかり、お姉さまに叩かれたいと生徒会長に言ったばっかりに…。まさか真に受けてイベント事にするとは…アンは、アンは…死んでも死にきれませんわ~‼」 「いや、そこまでしなくても…」 てか、叩かれたいって…この学校は変態ばっかりか‼ 「往生しろ、シャル」 「……あとで覚えてろよ、ナズナぁ…‼」 あたしの殺気に、一緒に檀上へ上がったナズナの笑顔がひきつる。 余計なこと言わなきゃいいのに。 真面目にあとでぶっ叩く…いや、泣かす。 仕方がないと、あたしは一つため息をついてアンに聞いた。
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