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あたしがいないから、好機と思ったのだろう。
あとでナズナに引っ付いた奴、半殺し確定だからな。
殺気を送ると、何人かがバタバタと倒れ何人かがこちらを蒼白な顔で見つめている。
ナズナはといえば、あたしと引き離されて多少憮然とした表情になっていた。
そして、食堂に着いたわけなんだけれど。
「あの、一人で食べれますから…」
代わる代わる先輩たちが来て、あたしにアーンしていく。
ガキじゃないんだけどな、と思いつつも断りが弱いのは、これで先輩たちの思い出が最後だからだ。
でも、お口の中がワンダーランドなのはいかがなものか…。
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