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そして、眠気にも。
ダメ、レヴィ帰ってくるまで起きてなきゃ…。
だが、眠気はそんなあたしを包み込むように覆い、抗う術もなく意識がブラックアウトした。
レヴィside
ふむ。
我が主をあそこまで追い詰めるとは、人間とはやはり醜きものだな。
我が主以外だが。
そう思い、我は主の姿のまま虫けらどもの所まで行く。
「お待たせして、すみません…」
主の声音で、虫けらに謝る。
全く、我が主は本当に優しい。
こんなに気色悪い連中にも、平等に接するのだから。
「お姉さま、大丈夫ですの?」
「大丈夫です。なんか、すみません」
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