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「本当にありがとう、レヴィ。後は代わるよ」
《良い。後はこやつらが目覚めるのを待つばかりだ。気にせず、帰るが良い》
「でも…」
《良いと言うておろうに。我が主、帰ったら撫でてくれ。それで充分ぞ》
レヴィが苦笑しているのがわかる。
全く、強情だなぁ…。
仕方ない。
意を汲んであげますか。
「わかった。後はよろしくね、レヴィ」
《任せよ》
さてと。
後はみんなに見つからずに、帰るだけなんだけど…。
「どうやって帰ろう?」
光を操って姿を消したいところだが、今は夕暮れ時。
光量が明らかに足りない。
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