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ニコリと笑って、ユキヤの隣に座ってたオリヴィエがそう言う。
あたしはそれに苦笑してしまった。
「オリヴィエも、言うねぇ」
「ユキヤ様の専属ですから。何かあれば、ユキヤ様が責任を取ってくださいますし」
ケロッ、という彼女に、ユキヤが少し慌てる。
「オリヴィエ…」
「クスクス…冗談でございますよ、ユキヤ様」
オリヴィエはユキヤより五歳年上の、22歳だ。
だからあたしにとっても、ニーナさんと同じくお姉さんみたいな存在である。
年下なのに、呼び捨てなのは、あたしの方が地位が高いから、だそうだ。
本当は、さん付けで呼びたいんだけどね。
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