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「ふざけるなっ‼」
あたしの隣でナズナが怒鳴る。
「俺が選んだ女だ❗ 貴様がとやかく言うことではない‼」
「閣下❗貴方はわかっていない‼ 血が汚れると言うことは、王家の衰退を意味するのですぞ⁉ そこの女より私の娘が閣下に相応しい‼」
男はそう言うと、その場から一歩横にずれる。
地響きが聞こえ、姿を現した奴にあたしはドン引いた。
「げ…先輩B…」
「ナズナ様、ルーチェが果たせなかった願い、私が叶えさせていただきます‼」
ゴリラと見紛うほどの巨体と、ウェディングドレスなのだろう白い布を纏い、先輩Bが入り口に立っている。
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