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「はい、着付けは終わりましたよ、お嬢様? ナズナ様の元へいってらっしゃいませ」
そう言うと、ターニャ他メイドさん達は深々と頭を下げた。
「…ありがとうターニャ、みんな。目一杯幸せになるね❗」
「はい。それでこそ、シャルロットお嬢様です」
手を振り、別室から出てナズナのいる会場に向かう。
そして、会場の入り口であたしを待っている、彼の姿を見つけた。
「ナズナ❗」
「シャル…やっぱり、お前は綺麗だな」
化粧が付着しないよう、慎重に抱きつくと、彼は抱き締め返してくれる。
「ほ、褒めても、なんも出ないよ////?」
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