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それでもまだ余裕があるこの部屋に、あたしはただ圧巻されるばかりで。
ナズナにエスコートされ、壇上に上がる。
陛下の挨拶とナズナの挨拶が終わり、会食が始まった。
貴族の人、一人一人に夫婦で挨拶して回り、やっと解放されたかと思えば級友から賛辞の嵐。
会食が終わったのは、深夜になってからだった。
「だぁぁぁあっ‼ 疲れたぁぁあっ‼」
イブニングドレスでベッドに倒れこむ。
ナズナは、王族衣装のホックを外しながら苦笑した。
「シャル、倒れこむなら脱いでからにしろよ」
「………エッチ/////」
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