貴方のためなら

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あ、あたし、ナズナに抱かれちゃ…あぁぁあっ////‼ 汗とあれで、身体中ベタベタなものだから、嫌でも思い出してしまう。 起こさないように、そーっと出よう…。 お風呂入ろう…。 丁度下に落ちてたシーツを拾い上げ、体に巻き付ける。 「シャル…どこにいく?」 目を擦りながら、ナズナがあたしを見つめた。 ベッドが軽く揺れただけで、起きたようだった。 「あ…お風呂に…///」 「…俺も、いく」 上半身を起こし、彼は大きく伸びをする。 太陽の光に映える裸体に、あたしは思わず顔を背けてしまった。 「シャル?」
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