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「ナズナが、自分を敵国領内に飛ばせって…マスター、ここはお任せしても?」
「わかった。いってこい」
その言葉を聞いて、あたしはナズナの元に飛ぶ。
「ナズナっ‼」
「シャル…って、危ねぇ‼」
いきなり目の前に現れたあたしを抱き止め、一緒に倒れた。
「シャルロット様、いったいどうなさったのですか?」
「ごめん、エレオノール。詳しいことはマスターに聞いてっ‼」
エレオノールに掌を向け、魔方陣を形成すると彼女に当てる。
彼女は、瞬時にマスターの元へ飛ばされていった。
「ナズナ、あんたね…‼」
起き上がり、ナズナの胸ぐらを掴む。
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