隣国戦争

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「まるで、君の奥方は宝石のようだ。彼女は、何人もの男達をたぶらかしてきたんだろう? ナズナくんもそれに引っ掛かった。それでは私の元に来ても、なんら問題はないじゃないか」 ナズナの肩が震え始める。 無言で肩を震わせるのは、怒りを我慢している証拠だ。 「なら、君たちの国に進攻するの止める代わりに、奥方をくれないか? 叔父上にそう言ったら、喜んで彼女をくれるだろう?」 「…サンダーボルト・アレンジ‼」 瞬時にレイピアを引き抜き、アレクシスに雷撃を放つ。 それを紙一重で避けた彼は、ニヤニヤ笑いを止めていなかった。
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