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バインドでナズナを縛ると、あたしは奴に近づきウィンドカッターで首を跳ねた。
「まぁ、御首(みしるし)がないと本人だってわかんないしね。荒いと置くのも大変だし…レヴィ?」
呼び掛けると、あたしの横に魔方陣が出現する。
『なんぞ、我が主』
あたしの可愛い使い魔が、すぐに姿を現してくれた。
「お掃除頼みたいんだけど…」
『掃除…あぁ、なるほど』
彼女の真下に魔方陣が形成され、彼女を包み込む。
一瞬の後、人型になったレヴィはデュラハン状態のアレクシスを持ち上げた。
「こやつを消せと、所望するのだな? 我が主」
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