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｢今からこの、大型魔方陣の上に乗ってもらいます❗行き先は設定してありますので、後は個人の魔力を流してもらうだけです‼｣
ずいぶん気前いいなぁ。
だいたいは、目的地を決めて各自で飛ぶっていうのに。
設定してあるなんて。
｢ん…んー…？｣
クラスメイトが続々と転移していく中、あたしは軽く目眩を覚えた。
おかしいな…前日はナズナの誘い断って、ちゃんと睡眠とったっていうのに。
何で？
｢シャル？ どうした？｣
あたしの異変に気づいたのだろう、ナズナが声をかけてきた。
｢ん…なんか、目眩が…｣
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