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｢大丈夫か？ 立っていられるか？｣
｢それは平気だけど…飛ぶのは難しいかも｣
そう伝えると、彼は難しい顔をして言った。
｢シャルは、行くのやめた方が…｣
｢やだっ❗ あたしも旅行いきたい‼｣
｢しかしだな…｣
困った表情になるナズナに、あたしは涙目で訴えかける。
｢だって、だって…ナズナと新婚旅行にもいってないんだもん…修学旅行でも、その代わりになればって思って…｣
｢シャル…｣
あたしの名前を呼び、抱き締めてくるナズナを抱き締め返す。
｢わかった、一緒に飛ぼうな？｣
｢うんっ❗｣
さすがあたしの旦那様❗
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