修学旅行で新婚旅行?

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「そうだね…って、何でいるのかな? お留守番しててって言ったよね? 言ったよねぇ⁉」 獣道を掻き分けるのに夢中で、レヴィの出現に気づかなかった。 彼女は、あたしの頭の上から首回りに軽く巻き付いて、カカカッ❗ と笑う。 『我が主、鍛練は一人で出来ぬぞ?』 「いや、まぁ、そうなんだけど…」 だからこそ、マーカーを設置して魔法技能を向上させようとしたわけなんだけれど。 『用が済めば、すぐ帰る。心配するでない』 「いや、心配はしてないんだけどね?」
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