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使い魔も、魔武器も修学旅行に持ってくるの禁止と言われ、あたしとナズナは仕方なく寮の部屋に雛桔梗とレヴィ達を置いていったのだ。
出る間際の彼女の言葉を思い出す。
『我はファフニールではないのだがな』
まぁ、ある人から見ればナズナとあたしの魔武器は宝石のようだが。
あたしは軽く溜め息をついた。
｢鍛練終わったら、帰ってね…？｣
『任せよ』
獣道から、広い場所に出る。
あたしは彼女を地面に下ろすと、フト気になったことを聞いた。
｢そう言えば、シルフは？ あの子もついてきてるの？｣
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