転生・チート

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「ハルトを助けていただき、感謝する」 「いえ、こちらこそ…ご飯、ご馳走になってしまって」 「親父も堅物だよなー。素直にありがとーも言えねーのかよ」 年はあたしより二歳くらい上の兄が、口を開いた。 「ナズナ、黙りなさい」 「やーだね。大体、悪意ないよこの子。目ぇ見りゃわかんだろ」 「兄さんに同意します」 二番目の兄が口を開く。 「兄さんは軽率なところがありますが…僕らに害はありません」 「ユキヤ、お前喧嘩売ってんのか?」 「売ってません」 「嘘つけ」 「ふむ…」 旦那様が考え込む。
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