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「そう聞こえましたが…陛下がそう言うなら、そうと思いましょう」
この頑固者め。
陛下がボソッとそう呟いた。
幸いにも、ニーナさんには聞こえていないようだったが。
「てか、メイドさん…」
「メイドでは不都合ですか、シャルロット」
「とんでもないです!!……うぅ💧」
一睨みされ、口をつぐむあたし。
だから怖いってばっ‼
別荘という名の屋敷には、東京ドーム一個分入りそうな庭がある。
朝、あたしが鍛練していたところだ。
「んじゃ、制限時間なし。どっちかが戦意喪失、または戦闘不能になったら終了。またはポロリ可」
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