学校

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学校かぁ…。 そういえば新学期早々、事故ったような気がする。 まだ一ヶ月も経ってなかったような。 朝食を食べながらふとそんなことを思った。 あれからまだ、記憶は戻っていない。 神と会って、ここに転生した。 そこからの記憶しか、あたしは知らない。 「でも、あたし一人で…?」 「私は規格外なものでな」 下座で朝食を一緒に摂っていたニーナさんが言う。 「規格外?」 「二十歳以上は入って行けない決まりなんだそうな」 「へぇ…」 ブラックコーヒーを飲みながら、さらに彼女は言葉を続ける。
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