学校

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「ふぇ…?」 目の前に出現したのは、噂に聞いていたI○の機体っぽかった。 「なんだこりゃ…」 「シャルの想像力が具現化したんですかね…」 「すごーい」 カナリアだけ、目がキラキラしている。 いや、キラキラさせないで。 あたしも困ってるから。 「これ、どうやって動くんだ?」 「魔力じゃないんですかね」 二人が冷静に話し合ってる中、あたしは吸い込まれるようにその機体に触れる。 深い青紫色。 背中辺りには機械の羽っぽいのがついている。 「うわっ」 機体が光り出し、収まると、そこにはもうそれはなかった。
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