824人が本棚に入れています
本棚に追加
高校1年のとき
1学期末のテストも終わり時間を持て余していた僕は知り合いの家に遊びに行った。
知り合いの丸丘くんはギターがものすごく上手だった。
僕もやってみたいと思っていたのでギターを弾くのをよく観察していた
そのとき丸丘くんの携帯がテーブルの上で振動した。
最初は彼女かと思った。が、彼は画面を見るなり
「なんや、大森かよ」
と言ってベッドに軽く投げた。
「え?」
一緒にいた安東くんが聞いた。大森って同じ中学の?
「そうそう。今オレ女のふりしてこいつとメールしよんやって。引っ掛かると思わんかったわ…、結構暇つぶしになるで」
僕にはそんな残虐なことはできないなと思った、、、このときは。
最初のコメントを投稿しよう!