594人が本棚に入れています
本棚に追加
/147ページ
「おはようございます、なんだ起きれたんですね。 ご飯出来てますよ、早く顔を洗っていらしゃい」
「ういー」
大丈夫でしょうか、彼?
ーーーーーー
2、3分すると先ほどよりはマシになっていました。
「おーっ、相変わらず朝から豪華だよな。んでもってうまそー」
昨日の晩のきんぴらに小松菜の白和え、銀鱈の西京焼き、お味噌汁。
これぞまさしく日本人の心の栄養です。
「そうでしょうか?まあ美味しいとは思いますよ。 ほら、冷めてしまうから早く食べましょう」
朝は白米派の私たちは今日の予定を話しながら食べ進めていきました。
「そういえば今日は会議、無いんですか?」
「あー・・・ うん。 ダイジョウブダヨー」
カタコトってことは、
「大丈夫じゃないですね、ほら急ぎなさい、何か軽く作りますから」
何がいいでしょうか、簡単に食べれるもの・・・
「そっちは、何もないの?」
「私は優秀ですから昨日のうちに全て報告は完了しています。 あっ、おにぎりでいいですか?」
全てにぎってしまえばいいのです。
「うーん・・・ 優秀なのは知ってるけどさぁ・・・おにぎりお願い!」
最初のコメントを投稿しよう!