序章~2009年12月。北の大地で……
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俺は空を見上げた。灰色の、ぶ厚い雲間から、柏餅みたいな雪がひっきりなしに舞い落ちてくる。 俺はどうや? あの頃と比べて、成長出来たかな? 毎年、友にこの質問をするのがお決まりだ。友の住まいはまだ先。我ながら気が早い。と、苦笑する。 人通り、車通り、共に少ない田舎道。軒を連ねる民家の前で、何人かの人達が、白い息を吐きながら雪かきをしている。
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