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「島根ってさ、鳥取の右だっけ？」
いつもの和やかな雰囲気はこの言葉によって打ち砕かれた
「ちょ、おま、それマジで言ってんの？ 本当に日本人か？ そもそも人間か？」
「いや、頭が便器の奴には言われたくねぇ!!」
「おい陽、それじゃあまるで僕が人間じゃないみたいじゃないか」
ベンは蓋をパカパカさせながら言った
「いや、人間じゃないだろ……なあ、柊？」
柊と呼ばれた少女は顔を上げ首をかしげると
「そもそも島根って県あったっけ？」
と言った
「あ、根本的にバカな人間がここにいた……」
「で、島根は鳥取の右なの、左なの？」
「ggrks」
今日もいつもの日常がここに終わった
…………二人に多大な疑問を残して
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