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青く澄む大空の
誰にも知られていない
立ち寄る物好きなども存在しない
荒廃したこの地に
一人の男は足を踏み入れた
荒んだ地とは裏腹に
綺麗な空気が纏い
流れる水流は底が透き通る程に美しく
男は言う
"ここを我ら妖怪の住む世界
『高天原』と名付ける"
ー男の名は"蒼猿"
妖怪、大猿を束ねる頭であり
妖最強と謳われた伝説の大妖怪と言われているー
fin
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