~二人~

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~二人~

朝おきるとレミは呆然としていた。 なぜならテディベアが動きながら寝ているからだ。 「なんで?」 虫のなくような声で言った。 それに対してテディベアはこう答えた。 「お!おはようレミ~」 レミはなぜしゃべっているのすらわからない。かなり焦っている 「はい?!まだ寝ぼけてるかも。おやすみ。」 体をフワフワの何かにゆすられる 「レミ~。おきろ~、朝だぞ~」 レミは飛び起きて早口でこういった。 「なんでテディベアが動いてるの?なんでしゃべってるの?なんで私の名前呼べるの?なんなの?」 「そんなに言われても…。でも俺は誰かが困っている時にだけ動いたり活動できるらしい。」 そんな、バカな。 わからない。ナニコレ。 フラフラする… 「…あ、」 レミは倒れそうになった。 だが何かに支えられている。 「……こんどは…だ、れ?…」 意識がもうろうとしていてよくわからないがとてもキレイな顔をしてそうな人だった。
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