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「ん…あっ…キラ…?」
ようやく離れた唇で相手の名を呼ぶ…
「アスラン……色っぽい…」
そう言ってキラは胸の突起を甘噛みする…
「あっ…」
ビクンと身体がふるえる…
頭より先に身体が反応する…こんな俺…知らない…
キラが触れるとこすべてが敏感で…熱くて…
「あっ…あぁっ…キラぁ…」
キラの手が身体を滑る度身体が跳ねる…
恥ずかしいのに止められない……
温まった体を滑る少し冷たいキラの手……
真っ直ぐ俺を見つめてくる藤色の瞳
何もかもが大好きで…愛おしくて…
「キラぁ……」
口から漏れるのは…甘い喘ぎと相手の名前…
「っ…アスラン…これ以上僕を欲情させてどうするの…?もう…こんなになってるのに…」
キラの手が俺の手を相手の腰へと導く…
布越しの堅い感触に思わず手を離し
「き…キラ?」
「わかった?今どれだけ君に夢中か……どれだけ今…アスランが欲しいのか…」
「……っ……////」
キラが欲情…俺に?…恥ずかしさに頬を染め顔を逸らす……だけど…逆効果のようで……
「この場合のその行動は…反則だよ…」
とキラは笑い…なにやら小瓶を取り出すと手に透明な液を出し……
「女性みたいに自然に濡れないからね…」
そういって俺の足を開くと俺の蕾に…根もとまで指を潜り込ませた…
「…っ…ぁぁ…っ…やっ…」
慣れない感覚が身体を走る…
痛みに顔が歪み、涙が溢れて止まらない…
「きつっ…アスラン…力抜いて…」
キラの声が遠くで聞こえる気がする…
キラの指が動く度…痛みが身体を襲う…
内臓がかき回されるような不思議な感覚…
でも…
「あっ……」
わずかに身体に押し寄せてくる快楽に…俺はまだ気づかずにいた……………
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