永久に(side:A) ~キラアス:アスランサイド~完結

5/8
前へ
/48ページ
次へ
「ん…あっ…キラ…?」  ようやく離れた唇で相手の名を呼ぶ…   「アスラン……色っぽい…」   そう言ってキラは胸の突起を甘噛みする…   「あっ…」   ビクンと身体がふるえる… 頭より先に身体が反応する…こんな俺…知らない…   キラが触れるとこすべてが敏感で…熱くて…   「あっ…あぁっ…キラぁ…」   キラの手が身体を滑る度身体が跳ねる…   恥ずかしいのに止められない……   温まった体を滑る少し冷たいキラの手……   真っ直ぐ俺を見つめてくる藤色の瞳   何もかもが大好きで…愛おしくて…   「キラぁ……」   口から漏れるのは…甘い喘ぎと相手の名前…   「っ…アスラン…これ以上僕を欲情させてどうするの…?もう…こんなになってるのに…」   キラの手が俺の手を相手の腰へと導く…   布越しの堅い感触に思わず手を離し   「き…キラ?」   「わかった?今どれだけ君に夢中か……どれだけ今…アスランが欲しいのか…」   「……っ……////」   キラが欲情…俺に?…恥ずかしさに頬を染め顔を逸らす……だけど…逆効果のようで……   「この場合のその行動は…反則だよ…」   とキラは笑い…なにやら小瓶を取り出すと手に透明な液を出し……   「女性みたいに自然に濡れないからね…」 そういって俺の足を開くと俺の蕾に…根もとまで指を潜り込ませた… 「…っ…ぁぁ…っ…やっ…」 慣れない感覚が身体を走る… 痛みに顔が歪み、涙が溢れて止まらない… 「きつっ…アスラン…力抜いて…」 キラの声が遠くで聞こえる気がする… キラの指が動く度…痛みが身体を襲う… 内臓がかき回されるような不思議な感覚… でも… 「あっ……」 わずかに身体に押し寄せてくる快楽に…俺はまだ気づかずにいた……………
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

45人が本棚に入れています
本棚に追加